出張先での雑記帖



石山
Ishiyama


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2016年 11月 3日(日) 石山(滋賀)


<ぶらり石山寺>

石山寺は滋賀県大津市にある 東寺真言宗の寺院です。
琵琶湖の南に位置しており、 国の天然記念物・珪灰石の巨大な岩盤の上に
本堂が置かれていることから「石山寺」という名前になったと言われています。


このお寺が有名な理由の一つが平安時代を代表する作家・紫式部にあります。
紫式部が石山詣で石山寺を訪れた時、作品の着想を得たことから、
紫式部ゆかりの寺として知られるようになりました。
石山寺は平安時代から多くの人々に愛され、色々な作品の中にも登場します。
「枕草子」や「更級日記」・「蜻蛉日記」などにも登場することから、
平安時代より多くの人に愛されてきたことがうかがえます。


寺は石山 仏は如意輪
ご本尊でもある秘仏 如意輪観世音菩薩(重文)が、33年ぶりにご開帳されました。!



東大門
建久元年(1190年)に
源頼朝の寄進により建てられたとされ、
その後、慶長年間に大修理が行われています。
「東大門」は 古寺にふさわしい堂々とした造りであり
重要文化財に指定さ れています。



本堂

硅灰石
硅灰石は、
石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、
その熱作用のために変質したもの
「石山」という名称はこの硅灰石に由来しています。


多宝塔

源氏の間
「源氏の間」は、
かつて紫式部がその窓から
十五夜の月を眺めたときに、
霊感をうけ源氏物語の構想を得たと伝えられます。



紫式部の像

経蔵(安産の腰掛け石)
16世紀ごろに建立された高床の校倉で、
かつては重要な経典や聖教類など
が収蔵されていました。
県下で最古の校倉造です。